今やRIZINの顔になっている朝倉兄弟。
アパレルなどのビジネスを手広く展開しyoutuberとして絶大な人気を誇っていますよね。
そんな人気の朝倉兄弟ですが、
朝倉兄弟はどっちが本当に強いのか?すごく気になりますよね。
今回は、「朝倉兄弟はどっちが本当に強い?元プロ格闘家の目線で予想!」ということで
勝手に予想していきます。
ではみていきましょう!
朝倉兄弟はどっちが強い?元プロ格闘家の目線で解説!
実際に兄弟の路上でスパーリングをしています。
この時、朝倉海選手は初めてグローブをつけて闘ったとのこと。
パンチや蹴りをよけるセンスが抜群です!
では現在、実際に闘った場合、どっちが強いのでしょうか。
結論:兄・朝倉未来選手
将来はどうなるかわかりませんが、現在、実際に試合をすると兄の朝倉未来選手が勝つと予想します。
理由は以下の3点です。
・階級が違う
・ディフェンス力
・サウスポーとオーソドックス
階級が違う
兄・朝倉未来選手はフェザー級(65.8㎏)
弟・朝倉海選手はバンタム級(61.2㎏)
約5キロ近く差があります。
階級が違うことの重要性と兄弟対決にメリットがないことについて、朝倉未来選手のyoutubeで弟の朝倉海選手とのコラボ動画で語っています。
その話以外にも兄弟の仲の良さが垣間見える素晴らしい動画はこちらです♪
打撃編
格闘技において、体重というのはとても重要です。
階級が1つ違うだけで組んだ時の相手の圧力、パンチや蹴りの威力、相手の打たれ強さが全く変わってきます。
まずは打撃においての違いはどのように変わってくるのでしょうか。
ボクシングの1階級の違いは軽量級で1.3㎏ほど。中量級でも2.7kgほどです。
階級 | 体重[lb](ポンド) | 体重[kg] | |
1 | ミニマム級 | 105以下 | 47.62以下 |
2 | ライトフライ級 | 108以下 | 48.97以下 |
3 | フライ級 | 112以下 | 50.80以下 |
4 | スーパーフライ級 | 115以下 | 52.16以下 |
5 | バンタム級 | 118以下 | 53.52以下 |
6 | スーパーバンタム級 | 122以下 | 55.34以下 |
7 | フェザー級 | 126以下 | 57.15以下 |
8 | スーパーフェザー級 | 130以下 | 58.97以下 |
9 | ライト級 | 135以下 | 61.23以下 |
10 | スーパーライト級 | 140以下 | 63.50以下 |
11 | ウエルター級 | 147以下 | 66.68以下 |
12 | スーパーウエルター級 | 154以下 | 69.85以下 |
13 | ミドル級 | 160以下 | 72.57以下 |
14 | スーパーミドル級 | 168以下 | 76.20以下 |
15 | ライトヘビー級 | 175以下 | 79.38以下 |
16 | クルーザー級 | 200以下 | 90.72以下 |
17 | ヘビー級 | 200超 | 90.72超 |
以前、行われた井上尚弥選手とノニトドネア選手の試合をみられた方は身体の大きさの違いがわかるのではないでしょうか。
試合をみてみると、打たれ強さが全く変わってきています。
今まで、早いラウンドで倒していた井上尚弥選手のパンチもドネア選手は倒れません。
もちろん、ドネア選手のパンチの受けても力を逃す技術も高いとは思いますが、身体の大きさの違いも大いにあります。
井上尚弥選手も闘いながら、パンチの手応えがあっても「なかなか効かないな」と思った部分もあったと思います。
そして、身体の大きさが違うとパンチの威力も変わってくるので、今までフラついたことがなかった井上尚弥選手も中盤あたりでパンチが効いて少し危ないシーンもありましたよね。
このように打撃においては、階級が違ってくると威力と打たれ強さが大きく変わります。
ボクシングでは体重の違いは1〜2kgですが、総合格闘技では5kgなのでさらに違いが想像できるのではないでしょうか。
打撃で5kg以上変わるとどれほど違うのか。
2018年の那須川天心vsメイウェザーが参考になります。
本当に危ない倒れ方でしたし、改めて階級の違いの恐ろしさをみた試合でした。
組み技編
体重が違うと組んだ時の圧力が全く変わってくるんですね。
そして、寝てしまった時の体重が重い人をコントロールするのはなおさら大変です。
参考に以下の動画を添付しておきます。
総合格闘技でも世界を取り、柔術の世界選手権でも優勝している選手が、少し柔術をかじった180kgの素人に負けてしまいます。
この場合は体重差が3倍も違うので、参考程度にしかならないとは思います。
ただ、ここでお伝えしたいのは、体重の重さだけで武器になりアドバンテージになるということです。
ディフェンス能力の差
2019年の大晦日の試合が1番わかりやすかったのではないでしょうか。
海外選手と日本人選手の大きな違いは2点
・パンチの伸びがある
・打たれ強い
というのがあります。
兄・朝倉未来選手は海外選手の打撃のパンチの伸びに上手く対処している。
弟・朝倉海選手はまだ被弾している部分もあり、ディフェンスの能力においては兄・朝倉未来選手の方に分があると思います。
トップクラスになると一発のパンチが試合の流れを変えますし、命取りになります。
世界で勝つためにはもちろん腰の強さ、パンチの破壊力、テイクダウン能力、寝技の対処など色んな要素が必要になります。
世界のレベルで勝ち続けるにはディフェンス能力の高さは必須の要素です。
グスタボ選手の試合も兄・朝倉未来選手のディフェンス能力の高さをみた試合でした。
兄・朝倉未来選手vsグスタボ
矢地選手や上迫選手もグスタボ選手の外国人独特の打撃にやられましたが、見事に対応した試合でした。
サウスポーとオーソドックス
基本的に格闘家の数でいうと圧倒的にオーソドックス(右構え)の人の方が多いです。
必然的に練習や試合でもサウスポーの人と対戦することは少なくなります。
当然、兄・朝倉未来選手はオーソドックス(右構え)の選手と戦うことになれています。
最近でサウスポーと戦っているのは矢地選手とダウトベック選手くらいでしょうか。
一方で
弟・朝倉海選手はサウスポーの選手と戦ったのは最近では佐々木憂流迦選手くらいです。
1番重要なポイントは弟・朝倉海選手はサウスポーのパンチをもらいやすい点です。
大晦日のマネル・ケイプ選手の試合でもサウスポーに構えた際の左ストレートをだいぶ被弾しています。
佐々木憂流迦選手の試合でも、試合内容としては圧倒していますが、サウスポー特有のいきなりの左ストレートをもらっています。
弟・朝倉海選手vsムン・ジェフン
最後は左フックでKO負け。
左をもらいやすいのはサウスポーと戦う際に致命的になります。
試合をみていると朝倉海選手は、サウスポーは得意ではないです。
兄・朝倉未来選手はオーソドックスの選手との試合になれている。
弟・朝倉海選手はサウスポーが得意ではない。
このことからも兄・朝倉未来選手にアドバンテージがあるとみています。
朝倉兄弟はどっちが強い?元プロ格闘家の目線で予想!まとめ
以上の点から
実際に戦った場合は
弟・朝倉海選手の打撃を上手くかわしながら、
兄・朝倉未来選手が左を当てて判定勝ち
または
体重差を生かして兄・未来選手が打撃を当てつつ組みを上手く使いながら、寝技でコントロールして圧倒する。
以上を予想します。
なんて返せばいいかよくわからんけど笑
有難う!